APIとは何か？ゆるーくわかりやすく解説

はるか

APIって、どういう仕組みか知ってる？

ふゅか

APIって、「プログラム同士の窓口」って感じだよね！たとえばカフェでコーヒーを注文するとき、店員さんがキッチンとやり取りしてくれるでしょ？その店員さんがAPIの役割をしてるんだよ！

1. APIとは？

API（エーピーアイ）は、「Application Programming Interface」の略称です。簡単に言えば、APIはプログラム同士が連携するための窓口や接続点です。あるプログラムが別のプログラムとやりとりをするためのルールや仕組みを提供するものです。

1.1. APIの例

例えば、カフェで注文することを想像してください。お客様（あなた）はメニューを見て、コーヒーを注文を店員に伝えます。店員はその注文をキッチンに伝え、出来上がった飲み物をお客様に届けます。この「店員」の役割を果たしているのが、APIです。APIは異なるソフトウェアやシステムが情報を交換する際に、仲介役を務めます。図にすると、

はるか

店員はキッチンにコーヒーを作成することを委託しているのがポイント。

2. APIの役割

APIは、二つのシステムが「何をどう受け渡しするのか」というルールを定めることで、お互いのやり取りをスムーズにします。

例えば、あなたがスマートフォンで天気情報を確認するアプリを使うとしましょう。そのアプリはAPIを通じて、天気予報のデータを提供するサーバーから最新の情報を取得しています。このように、APIはデータの橋渡しをして、ユーザーに便利な情報やサービスを提供してくれるのです。

はるか

例えば、スマホの天気アプリもAPIで情報を取得してるってことか。

ふゅか

そうなの！APIは、効率的な開発を助けてくれるのもメリットだね。他の人が作った機能を利用することで、ゼロから作る手間が省けるから、素早く新しいサービスを提供できるんだよ♪

はるか

うん、それに複数のシステムを連携することで、新しい価値を生み出せるしね。

3. APIのメリット

3.1. 効率的な開発

APIを利用することで、一から機能を開発する手間が省けます。他の企業や開発者が提供するAPIを使うことで、必要な機能を迅速に自分たちのシステムに組み込むことができます。例えば、openAIのAPIをたたけば、簡単にテキスト生成ができるアプリケーションを作成することができます。本来はGPUなどの計算資源が必要ですが、その部分はOpenAIが負担してくれます。

3.2. 連携

APIを使うと、複数のサービスやシステムを組み合わせて、新しい価値を生み出すことができます。例えば、SNSのアカウントで他のウェブサイトにログインする機能は、APIによる連携の一例です。

3.3. 情報の拡充

APIを利用することで、常に最新の情報を外部から取得し、自分たちのサービスに反映することができます。例えば、ニュースサイトが外部のニュース提供サービスとAPIで連携することで、リアルタイムのニュースを提供できます。

4. まとめ

APIは、異なるソフトウェアやシステムが連携し、より便利で効率的なサービスを提供するための重要な仕組みです。私たちが日常的に使う多くのアプリやウェブサービスは、APIを通じて情報を取得したり、他のシステムと連携したりしています。