更新:2024/12/30
コールドサイトとは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
災害対策のコールドサイト、知ってる?

ふゅか
知ってる!企業がバックアップ拠点として用意する施設だよね。普段は使わないっていう特徴があるのよね!
1. コールドサイトの要点
コールドサイトとは・・・
- 災害対策のDRサイトの一つ
- 代替え拠点
- 通常時、稼働はしていない
2. コールドサイトとは?
コールドサイト(Cold Site)は、災害やシステム障害が発生した際に、企業が業務を再開するために利用するバックアップ施設の一つです。特に、バックアップ環境の準備が最小限に抑えられており、平常時には稼働していない点が特徴です。災害対策(BCP:Business Continuity Plan、事業継続計画)の一環として用意されることが一般的です。
3. コールドサイトの特徴
3.1. 基本設備のみを備える
コールドサイトには、建物や電源、通信設備などの基本的なインフラが整備されていますが、サーバーやストレージ機器、ソフトウェアなどは設置されていないか、必要最小限です。そのため、コールドサイトを使用する場合は、事前にハードウェアやデータを持ち込む必要があります。
3.2. コストの低さ
機器やシステムが常時稼働しているホットサイト(Hot Site)や、ウォームサイト(Warm Site)と比べ、コールドサイトの運用コストは非常に低いです。特に、日常的に使われないため、維持費を抑えることができます。
3.3. 復旧時間が長い
コールドサイトは、障害発生後にシステムやデータをセットアップする必要があるため、完全な業務再開までに時間がかかる傾向があります。そのため、短時間での復旧が求められる場合には不向きです。
4. 他のバックアップ施設との比較
特徴 | コールドサイト | ウォームサイト | ホットサイト |
---|---|---|---|
準備状況 | 最小限の設備のみ | 一部の機材やデータを配置 | 完全稼働中の状態 |
コスト | 低い | 中程度 | 高い |
復旧時間 | 長い | 中程度 | 短い(即時復旧可能) |

はるか
コールドサイトは「準備状況」「コスト」「復旧時間」で他と差がある。

ふゅか
例えば、ホットサイトは常に稼働してるけどコストが高いのよね。

はるか
ウォームサイトはその中間。

ふゅか
そうそう!バランス型って感じだよね。コールドサイトを選ぶかどうかは、企業がどこに重点を置くか次第ね!
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