CPU(中央処理装置)とは?ゆるーくわかりやすく解説

はるか
はるか
CPU…人間で例えると「頭脳」
ふゅか
ふゅか
そうそう!例えば、アプリを開くとか、写真を保存するとか、CPUがないと動かないよね!

1. CPUとは?

CPUとは「Central Processing Unit(中央処理装置)」の略で、コンピュータの「頭脳」とも言える重要なパーツです。私たちが日々使っているパソコン、スマートフォン、タブレットなど、どのデバイスにもこのCPUが搭載されています。

CPUは、コンピュータに命令を与え、その命令を処理する役割を担っています。簡単に言うと、「何を、どの順番で、どうやって行うか」を決定する司令塔のような存在です。デバイス全体の動きをコントロールし、アプリの動作や計算、データの管理など、あらゆる作業を指揮しています。

1.1. 英語から考える

CPUは「Central Processing Unit」を略したもので、英語から意味を考えると「コンピュータの中央で情報を処理する装置」ということになります。具体的には、「Central」は「中央の」を意味し、CPUがコンピュータの中枢に位置する重要な役割を担っていることを示しています。「Processing」は「処理する」という意味で、データを計算・操作してタスクを実行することを指しています。そして、「Unit」は「装置」や「単位」を表し、独立した機能を持つ装置であることを示しています。このように、CPUはコンピュータ内での計算や処理を行う「中心的な処理装置」として機能しています。

2. CPUの性能指標

CPUの性能を表すいくつかの指標がありますが、主に以下の2つがよく知られています。

2.1. クロック周波数

CPUが1秒間に処理できる命令の回数を表すものです。これが高いほど、CPUは多くの命令を短時間で処理できます。周波数であるので、単位はHzです。例えば、3.5GHzのCPUは、1秒間に35億周期で、各パーツが動作するということです。

はるか
はるか
CPUの性能には「クロック周波数」がある。
ふゅか
ふゅか
例えば3.5GHzなら、1秒間に35億回の波が繰り返される…すごいね!

2.2. コア数

CPUの「コア」とは、一度に複数の処理を同時に行えるユニットのことです。コアの数が多いほど、同時に処理できるタスクが増えるので、マルチタスク性能が向上します。デュアルコアやクアッドコアなど、よく耳にする言葉はこれを指しています。

はるか
はるか
コア数も重要。コアが多いほど、同時に処理できる数が増える。
ふゅか
ふゅか
そうそう!だからデュアルコアやクアッドコアとか言うんだよね。マルチタスクに強くなるから、同時に色々作業するには便利!

3. CPUメーカー

3.1. AMD

AMD(Advanced Micro Devices)はRyzenというシリーズのCPUを提供しています。Ryzenは、特にマルチコア性能に優れ、同時に複数の作業を効率的に処理する能力が高いとされています。

3.2. Intel

IntelのCoreシリーズは、シングルコア性能が高く、単一のタスクを迅速に処理する能力に優れています。そのため、ゲームや一部のアプリケーションでは高いパフォーマンスを発揮します。

4. 実際のCPU

実際のCPUは次のようになっています。RyzenのCPUですね。

5. CPUの選び方

CPUを選ぶ際は、使用目的に応じた性能が求められます。

5.1. マザーボードの規格

当然ですが、マザーボードの規格に合わないCPUを選んでもCPUを使うことができません。RyzenやIntelでCPUのサイズが違うことに加えて、Intelは頻繁にCPUのサイズが変わっていたので、マザーボードに注意が必要です。

5.2. 日常的な作業

Webブラウジング、動画視聴、文書作成といった日常的な作業を行う場合、特別に高性能なCPUは必要ありません。

5.3. ゲームや動画編集、プログラミング

重い処理を必要とするゲームや動画編集、プログラミングには、コア数が多くクロック周波数の高いCPUが求められます。

6. まとめ

CPUはコンピュータやスマホの頭脳であり、すべての命令処理を担っています。性能の指標にはクロック周波数やコア数があり、使い方に応じて選ぶことが大切です。CPUを理解することで、より自分に合ったデバイス選びができるようになります。

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