フレームとは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
データリンク層ではフレームが使われる。

ふゅか
そうだね!フレームは、データを包んで運ぶ「入れ物」みたいなものよね。基本単位ね!
1. フレームの要点
フレームとは・・・
- データリン層におけるデータの単位
- 層ごとにデータの単位の呼ばれ方は異なる
2. フレームとは?
フレームとは、データリンク層(OSI参照モデルの第2層)で扱われるネットワーク通信の基本単位のことを指します。データリンク層では、ネットワーク通信の際にデータが送受信されるとき、このフレームを使って情報が正確に伝達されます。簡単に言えば、フレームはデータを包む「入れ物」の役割を果たします。
3. フレームの種類
フレームには、ネットワークプロトコルによって異なる種類があります。代表的なものを挙げると:
3.1. イーサネットフレーム
有線LANで使用されるフレーム形式です。
最大サイズは1500バイト(ペイロード部分)。これを超えると「ジャンボフレーム」と呼ばれます。
3.2. 無線LANフレーム
Wi-Fi通信に特化したフレーム形式です。送信元・宛先以外に、アクセスポイントの情報も含みます。
4. 層ごとの呼び方
パケットなどのデータの単位は層ごとに呼ばれ方が違います。
層(レイヤー) | 名称 |
---|---|
トランスポート層 | セグメント(Segment) |
ネットワーク層 | パケット(Packet) |
データリンク層 | フレーム(Frame) |
物理層 | ビット(bit) |

はるか
層ごとにデータ単位の呼び方が違う。覚えておいて。

ふゅか
例えば、トランスポート層なら「セグメント」だよね!ネットワーク層は「パケット」。

はるか
データリンク層が「フレーム」、物理層は「ビット」。
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