命令レジスタとは?ゆるーくわかりやすく解説

はるか
はるか
命令レジスタって知ってる?
ふゅか
ふゅか
命令レジスタ?うーん、なんとなく聞いたことあるけど、詳しくは知らないわ。
はるか
はるか
CPU内にあって、実行中の命令を一時的に保持するレジスタのこと。

1. 命令レジスタとは?

命令レジスタ(Instruction Register、IR)は、コンピュータの中枢であるCPU(中央処理装置)内にあるレジスタの一種で、特に実行中の命令を一時的に保持する役割を持っています。これにより、CPUは何をすべきかを理解し、次の処理へと進められるのです。

1.1. 命令レジスタの役割

命令レジスタは、メモリから取得した命令を一時的に格納することで、CPUがその内容を解釈・実行するための情報を保持します。つまり、コンピュータがどのような計算や処理をするかを決める「指示書」とも言えるものを、命令レジスタが受け取るわけです。メモリから命令を取り出すことをフェッチといいます。ここで、「フェッチ(fetch)」は、英語ので、「取りに行く」「取り出す」という意味があります。

ふゅか
ふゅか
「命令レジスタ」って具体的には何をしているの?
はるか
はるか
簡単に言うと、メモリから取得した命令を一時的に保存して、CPUがその命令を解釈する準備を整えている。

1.2. 英語から考える

「命令レジスタ」という言葉は、英語では「Instruction Register」といいます。この用語の「Instruction」は「命令」や「指示」を意味し、コンピュータが実行するべき操作を指します。また、「Register」は「レジスタ」という記憶装置のことを指し、コンピュータ内部でデータを一時的に保持するために使われる小さなメモリです。

つまり、命令レジスタ(Instruction Register)は「命令を保持するレジスタ」のことで、コンピュータが次に実行するべき操作内容を一時的に保存する役割を担っています。

2. 命令レジスタが必要な理由

命令レジスタがない場合、CPUは「今何をしているか」を把握するのが難しくなります。命令レジスタは「次に何をするか」を管理し、CPUが混乱せずに効率よく動けるようサポートしています。

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