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int型とfloat型

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目次

int型

Python における int 型は、整数を表現するためのデータ型です。int 型の値は、任意の大きさの整数を表現することができます。Python 2 では、int 型と long 型が別々に存在していましたが、Python 3 では int 型のみが存在しています。int型は具体的には以下のように使うことができます。

x = 10        # 10
y = -20       # -20
z = 0         # 0
big_num = 1234567890123456789012345678901234567890  # 非常に大きな整数も扱える

float型

float型は、小数を表現するための型です。浮動小数点を用いることで表されています。float型は以下のように使うことができます。

x = 10.1        # 10.1
y = -20.0       # -20.0

計算

演算演算子
+
-
商(小数)/
商(整数)//
余り%
*
冪乗**

上記の表で示したように、実際に確かめると、

wa=12+46
sa=16-798
seki=16*16
shou=55/5
shou_int=55//5
amari=84%5
bekijou=5**5
print(wa,sa,seki,shou,amari,bekijou) #58 -782 256 11.0 11 4 3125

一方、float型の演算は以下のようになります

wa=12+46
sa=16-798.5
seki=16*16.6
shou=55.5/5
amari=84.3%5
bekijou=5**0.5
print(wa,sa,seki,shou,amari,bekijou) #58 -782.5 265.6 11.1 4.299999999999997 2.23606797749979

float型の計算をしていと桁がすごいことになってしまうkとがあります。原因は、コンピュータ内部での数値表現が通常2進数であるからです。10進数で有限小数として表現される数が、2進数で表現すると循環小数になる場合があります。そのため、演算を行った結果の小数部分において、桁数が無限に増えてしまうことがあります。

型の確認

型の確認を巡回数を使って確認します。

junkai=142857
junkai_shou=0.142857
print(type(junkai),type(junkai_shou)) #<class 'int'> <class 'float'>

とわかるように、junkaiはint(整数)、junkai_shouはfloat(浮動小数点)であることがわかる。

int型とfloat型とstr型の違い

int型とfloat型とstr型の違いは以下のようになります。

1234 #int
123.5 #float
123.0 #float
"123" #str

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