Laravel Jetstreamで始めるユーザー認証システムの構築ガイド

はるか
はるか
今日はLaravel Jetstreamを使ったユーザー認証システムの構築について話す。
ふゅか
ふゅか
うん、Jetstreamって便利なんだよね!簡単にユーザー登録やログイン機能が追加できるの。

1. Laravel Jetstreamとは

Laravel Jetstreamは、Laravelフレームワークに統合された強力な認証とユーザー管理機能を提供するパッケージです。Jetstreamを使用すると、ユーザー登録、ログイン、パスワードリセット、メール認証、二要素認証、チーム管理、APIトークン管理などの機能を迅速に導入できます。Jetstreamは、以下の2つの主要なスタックをサポートしています。

  1. Livewire: サーバーサイドで動的なUIコンポーネントを簡単に構築できるフレームワークです。Bladeテンプレートとシームレスに統合され、リアルタイムのインタラクティブなWebアプリケーションを構築するのに最適です。
  2. Inertia.js: Vue.jsやReactなどのフロントエンドフレームワークと統合して、シングルページアプリケーション(SPA)を構築できます。Inertia.jsを使用すると、サーバーサイドのルーティングとフロントエンドのフレームワークを組み合わせて、エンドユーザーに対してスムーズな体験を提供できます。

1.1. 主な機能

  1. ユーザー認証: ユーザー登録、ログイン、パスワードリセットなど、基本的な認証機能が提供されます。
  2. メール認証: 新規登録時やメールアドレス変更時にメール認証が要求されます。
  3. 二要素認証: セキュリティを強化するための二要素認証を簡単に実装できます。
  4. チーム機能: ユーザーが複数のチームを作成し、それぞれのチームで別々のリソースを管理する機能が提供されます。
  5. APIトークン: APIトークンを生成し、APIアクセスを管理する機能があります。
  6. プロフィール管理: ユーザーが自身のプロフィール情報を管理するためのUIが提供されます。

はるか
はるか
Jetstreamの主な機能。

ふゅか
ふゅか
ユーザー認証、メール認証、二要素認証、チーム機能、APIトークン、プロフィール管理があるね。

2. Laravel Jetstreamを動かす

はるか
はるか
まず、新しいLaravelプロジェクトを作成。
ふゅか
ふゅか
コマンドプロンプトを開こう!

2.1. 実行環境

  • Laravel 10.48.14
  • php 8.1
  • Windows11

2.2. インストール方法

Laravel Jetstreamをインストールするには、以下の手順に従います。

  1. 新しいLaravelプロジェクトの作成:
    composer create-project laravel/laravel SampleProject
    cd SampleProject
  2. Jetstreamのインストール:
    composer require laravel/jetstream
  3. Jetstreamのインストールコマンドの実行:
    php artisan jetstream:install livewire

    もしくはInertiaを使用する場合は:

    php artisan jetstream:install inertia
  4. 依存関係のインストール:
    npm install
    npm run dev
  5. マイグレーションの実行:
    php artisan migrate

はるか
はるか
最後に、マイグレーションを実行して完了。
ふゅか
ふゅか
php artisan migrate でデータベースを設定するのね!

2.3. ログインページと登録ページ

http://127.0.0.1:8000/loginに移動すると次のようなページが表示されます。
http://127.0.0.1:8000/registerに移動すると次のようなページが表示されます。

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