更新:2024/09/30
Laravel Jetstreamで始めるユーザー認証システムの構築ガイド


はるか
今日はLaravel Jetstreamを使ったユーザー認証システムの構築について話す。

ふゅか
うん、Jetstreamって便利なんだよね!簡単にユーザー登録やログイン機能が追加できるの。
1. Laravel Jetstreamとは
Laravel Jetstreamは、Laravelフレームワークに統合された強力な認証とユーザー管理機能を提供するパッケージです。Jetstreamを使用すると、ユーザー登録、ログイン、パスワードリセット、メール認証、二要素認証、チーム管理、APIトークン管理などの機能を迅速に導入できます。Jetstreamは、以下の2つの主要なスタックをサポートしています。
- Livewire: サーバーサイドで動的なUIコンポーネントを簡単に構築できるフレームワークです。Bladeテンプレートとシームレスに統合され、リアルタイムのインタラクティブなWebアプリケーションを構築するのに最適です。
- Inertia.js: Vue.jsやReactなどのフロントエンドフレームワークと統合して、シングルページアプリケーション(SPA)を構築できます。Inertia.jsを使用すると、サーバーサイドのルーティングとフロントエンドのフレームワークを組み合わせて、エンドユーザーに対してスムーズな体験を提供できます。
1.1. 主な機能
- ユーザー認証: ユーザー登録、ログイン、パスワードリセットなど、基本的な認証機能が提供されます。
- メール認証: 新規登録時やメールアドレス変更時にメール認証が要求されます。
- 二要素認証: セキュリティを強化するための二要素認証を簡単に実装できます。
- チーム機能: ユーザーが複数のチームを作成し、それぞれのチームで別々のリソースを管理する機能が提供されます。
- APIトークン: APIトークンを生成し、APIアクセスを管理する機能があります。
- プロフィール管理: ユーザーが自身のプロフィール情報を管理するためのUIが提供されます。

はるか
Jetstreamの主な機能。

ふゅか
ユーザー認証、メール認証、二要素認証、チーム機能、APIトークン、プロフィール管理があるね。
2. Laravel Jetstreamを動かす

はるか
まず、新しいLaravelプロジェクトを作成。

ふゅか
コマンドプロンプトを開こう!
2.1. 実行環境
- Laravel 10.48.14
- php 8.1
- Windows11
2.2. インストール方法
Laravel Jetstreamをインストールするには、以下の手順に従います。
- 新しいLaravelプロジェクトの作成:
composer create-project laravel/laravel SampleProject cd SampleProject
- Jetstreamのインストール:
composer require laravel/jetstream
- Jetstreamのインストールコマンドの実行:
php artisan jetstream:install livewire
もしくはInertiaを使用する場合は:
php artisan jetstream:install inertia
- 依存関係のインストール:
npm install npm run dev
- マイグレーションの実行:
php artisan migrate

はるか
最後に、マイグレーションを実行して完了。

ふゅか
php artisan migrate でデータベースを設定するのね!
2.3. ログインページと登録ページ
http://127.0.0.1:8000/login
に移動すると次のようなページが表示されます。
http://127.0.0.1:8000/register
に移動すると次のようなページが表示されます。
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