【色彩】色とは?光源色と物体色についてゆるーくわかりやすく解説


はるか
色って、光と物体の関係で決まる。面白いよね。

ふゅか
光の種類や物体の性質で色が変わるって、本当に不思議だよね。色の仕組みを知ると、もっと色彩を楽しめる気がする!
1. 色
私たちが日常で目にする「色」は、照らしている光源の色(光源色)と光源から光を受けたときに発する色(物体色)に分けられます。この光源色と物体色の関係を知ることで、色彩をより深く理解できるようになります。
2. 光源色とは?
光源色(Light Source Color)とは、物体を照らす光そのものの色のことです。たとえば、自然光(太陽光)や人工光(LEDライト、蛍光灯など)が挙げられます。

はるか
光源色は、光そのものの色。太陽光とか蛍光灯とか。

ふゅか
太陽の光って、いろんな波長が混ざってるから白く見えるんだよね。でも、LEDの光は特定の波長が強調されてて、青白かったりオレンジっぽかったりするの!
2.1. 光源の色
光源の色は、光がどのような波長を持っているかによって決まります。波長が短い青い光から、波長が長い赤い光まで、さまざまな成分が混ざって光源色を作り出しています。
- 太陽光: 自然光で、多くの色が含まれた白い光になります。
- 人工光源: 蛍光灯やLEDなど、光源によっては特定の波長が強調され、青白く感じたり、暖かみのあるオレンジに見えたりします。
2.2. 色温度
光源の色を数値化する際には「色温度」という指標が使われます。色温度が高いと青白い光(冷たい印象)、低いと赤みがかった光(暖かい印象)になります。
- 高色温度(6000K以上): 昼光色(青白い光)
- 中間色温度(3000~2700K): 電球色(やや暖かみのある光)
- 低色温度(2000K程度): 暖色(オレンジ~赤みの光)
3. 物体色とは?
物体色(Object Color)とは、光源から光を受けたときに、物体が発する色です。たとえば、リンゴが赤く見えるのは、光がリンゴに当たったときに「赤い波長を反射し、それ以外を吸収する」ためです。

ふゅか
次は物体色だね!たとえば、赤いリンゴはどうして赤く見えると思う?

はるか
赤い波長を反射する。他は吸収。
3.1. 反射・吸収の特性
物体色は、光源から来た光のうち、物体がどの波長を反射し、どの波長を吸収するかで決まります。
- 赤い物体: 赤い波長を反射し、それ以外を吸収します。
- 白い物体: すべての波長を反射します。
- 黒い物体: ほとんどすべての波長を吸収します。
3.2. 透明体の特性
ガラスや水のような透明な物体は、光を反射するのではなく通過させる場合があります。このとき、特定の波長だけを吸収する性質を持っていると、その物質を通して見える光の色が変わります。
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