マザーボードとは?ゆるーくわかりやすく解説



1. マザーボードとは?
パソコンを構成する重要なパーツの一つが「マザーボード」です。パソコンの内部を開けると、様々な部品が取り付けられている大きな板状のパーツが見えますが、それがマザーボードです。では、このマザーボードがどのような役割を果たしているのでしょうか?
1.1. マザーボードの役割
簡単に言えば、マザーボードはパソコンの「基盤」となっています。CPU(パソコンの頭脳にあたる部分)、メモリ(データを一時的に保存する部分)、ストレージ(データを長期保存する部分)、そしてグラフィックカード(映像処理を行う部分)など、パソコンの各部品を接続し、それぞれがうまく連携して動くようにする役割があります。
人間で言うと、マザーボードは体に例えられます。脳(CPU)からの指示を体の各部分(メモリやストレージなど)に伝えるのと同じように、マザーボードは部品間の情報を伝達する役割を果たします。
2. 実際のマザーボード
言葉だけではわかりにくいでしょう。実際のマザーボードを見てみましょう。家にあったAsusのマザーボードです。Ryzenのマザーボードだった気がします。
3. マザーボードにある主な部分
主に自作PCをやるときに、知っておく必要があります。
3.1. CPUソケット
ここにはCPUが取り付けられます。CPUはパソコンの頭脳であり、計算や指示を行う中心的な役割を持っています。
3.2. メモリスロット
メモリ(RAM)は、一時的にデータを保存しておく場所です。プログラムを実行する際に使用されます。スロットにメモリを差し込むことで、パソコンがスムーズに動作します。
この例だと、メモリスロットに刺さってますね。結構、硬いので、自分が思っているよりも力を入れる必要があります。
3.3. PCIeスロット
ここにはグラフィックカード(GPU)や拡張カードを差し込むことができます。グラフィックカードは、ゲームや動画の処理を高速化するために重要な部品です。


3.4. nvme m.2 ssd のストレージ接続
M.2 SSDといったストレージを接続する場所です。これにより、パソコン内のデータを保存・読み込みすることができます。
3.5. 電源
マザーボードには通常、24ピンのメイン電源コネクタがあり、これは電源ユニット(PSU)からの主要な電力供給ラインです。このコネクタは、マザーボード全体に電力を供給し、システムのすべての部品が動作できるようにします。切れちゃってますが、赤色の部分が24ピンのメイン電源コネクタだった気がします。
3.6. CPU電源コネクタ
CPU(プロセッサ)にも別途、電力が必要です。このため、マザーボードには4ピンまたは8ピンのCPU電源コネクタが設けられています。これも電源ユニットから供給されるケーブルを接続します。この電力供給により、CPUが安定して動作するのに必要な電力が提供されます。高性能のマザーボードやCPUの場合、8ピンのコネクタが推奨されることが多いです。CPU電源コネクタも切れちゃっていますが、記憶が正しければ、赤色の部分がCPUの電源コネクタです。
4. マザーボードの選び方
マザーボードを選ぶ際には、自分が使いたいCPUやメモリ、グラフィックカードに対応しているかを確認することが重要です。CPUやメモリに対応していなかったら、もー最悪。
たとえば、IntelのCPUに対応したマザーボードと、AMDのCPUに対応したマザーボードは異なるので、自分が使用したいCPUに合わせたマザーボードを選ぶ必要があります。
また、将来的にパソコンをアップグレードする予定がある場合は、PCIeスロットやメモリスロットの数などを考慮して、余裕を持ったものを選ぶと良いでしょう。
5. 結論
マザーボードは、パソコンの各部品をつなぎ、全体がうまく動作するための重要なパーツです。選ぶ際には、自分の目的や使用する部品に合わせて慎重に選びましょう。

