更新:2024/10/12

MP3(MPEG-1 Audio Layer III)とは?ゆるーくわかりやすく解説

はるか
はるか
MP3について調べたけど、圧縮技術がすごいんだね。
ふゅか
ふゅか
うん、WAVとか比較しても、ファイルサイズも大幅に減らせるの!ファイルの送受信のときとかに、WAVよりも便利だね!

1. MP3

MP3は、音声ファイルの圧縮形式の一つで、正式名称は「MPEG-1 Audio Layer III」です。1990年代に開発され、音声データを圧縮し、ファイルサイズを小さくしながらも、元の音質に近い状態を保つことが特徴です。MP3は、インターネットの普及とともに、多くの人が音楽をダウンロードしたり、ストリーミングサービスで聴いたりするのに使われるようになりました。拡張子は「.mp3」です。

音声ファイル自体は世の中に、たくさんあります。例えば、WAV、FLAC、AACなどがあります。ではMP3の強み・独自性は一体何でしょうか?

1.1. MP3の圧縮技術

MP3の最大の特徴は「圧縮技術」です。CDに収録されている音楽ファイルは非常に大きいですが、MP3では人間の聴覚に基づいた圧縮を行います。人間が聞き取ることができない範囲(例えば、高周波)を圧縮して、データ量を減らしています。

1.2. ビットレート

MP3などの音声ファイルでは、音質とファイルサイズを調整するために「ビットレート」を使用します。ビットレートとは、1秒間に処理されるデータ量のことで、一般的には「kbps(キロビット毎秒)」で表されます。例えば、128kbpsのMP3ファイルは標準的な目安となっていますが、320kbpsではより高音質が得られます。しかし、ビットレートが高くなるほど、ファイルサイズも大きくなります。

2. MP3が普及した理由

MP3が広く使われるようになったのは、次のような理由があります。

  • 圧縮率が高い:WAVなどと比較してある程度の音質を保証なしながら、ファイルサイズを大幅に小さくできる。
  • 互換性が高い:ほとんどのデバイスやソフトウェアで再生可能である。
  • ストリーミングやダウンロードに最適:インターネットの速度が限られていた時代でも、短時間で音楽をダウンロードして楽しむことができる。
ふゅか
ふゅか
あと、MP3が普及した理由も面白いよね!互換性が高くて、どのデバイスでも再生できるし。
はるか
はるか
確かに。ダウンロードも早くて、通信が遅かった頃には便利だったんだろうね。
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