更新:2024/10/24
マルチキャストとは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
マルチキャストって聞いたことある?

ふゅか
うん、あるよ!動画配信とかライブストリーミングの時に使う仕組みでしょ?一度にすごーくたくさんの人にデータを送るやつ!
1. マルチキャスト
インターネットやコンピュータネットワークの世界では、データを複数の場所に届ける方法を「マルチキャスト」といいます。データを一つの相手に送る場合、これは「ユニキャスト」と呼ばれ、相手ごとに個別にデータを送信します。一方、「マルチキャスト」は、同じデータを複数の受信者に同時に送る仕組みです。
「マルチキャスト(Multicast)」を直訳して考えると、「マルチ(複数)」と「送る(キャスト)」という意味になります。つまり、マルチキャストは「1対複数の通信」を指します。
1.1. マルチキャストの例
たとえば、動画配信やライブストリーミングを想像してみてください。大勢の人が同時に同じコンテンツを視聴したい場合、マルチキャストは非常に効果的です。ユニキャストで各視聴者に個別にデータを送ると、ネットワークに大きな負荷がかかります。ですが、マルチキャストなら、データを一度だけ送信し、それを必要な受信者全員に同時に配信できるため、帯域幅を節約できます。
1.2. マルチキャストが使われる場面
- テレビ会議
- オンライン授業
- ライブストリーミング
2. ユニキャスト・マルチキャスト・ブロードキャストの違い
ユニキャスト・マルチキャスト・ブロードキャストの3種類がありますが、それぞれを簡単にまとめると、次のようになります。

ふゅか
ユニキャストとマルチキャストって分かったけど、ブロードキャストもあるよね?

はるか
ブロードキャストは、全員に送る。一斉送信。

ふゅか
1対1、1対多、1対全員って違いがハッキリしてるんだね!状況に応じて使い分ければ、通信も効率的になるね!
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