NAPT(Network Address Port Translation)とは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
NAPTは、NATの応用。ポート番号で管理する。

ふゅか
うん、NAPTのおかげで1つのグローバルIPアドレスをみんなで共有できるのよね!例えば、家族全員が同時にインターネットを使えるのもNAPTのおかげ!
1. NAPTの要点
NAPTとは・・・
- ポート番号を組み合わせたNAT
- 複数のプライベートIPアドレスと一つのグローバルIPアドレスを対応させる
- Network Address Port Translationの略。
2. NAPT(Network Address Port Translation)とは?
NAPT(Network Address Port Translation)は、ネットワークアドレス変換(NAT: Network Address Translation)の一種で、主に家庭やオフィスのネットワークで使用される技術です。NAPTは複数のデバイスが一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットに接続できるようにする仕組みです。これにより、IPアドレスの節約やセキュリティ向上が図られています。
3. NAPTの仕組み
NAPTは、NATに「ポート番号」を組み合わせて通信を管理します。具体的には、LAN(ローカルエリアネットワーク)内の複数のデバイスが持つプライベートIPアドレスとポート番号を使い、1つのグローバルIPアドレスに変換します。このとき、ポート番号を個別に割り当てることで、どのデバイスからの通信かを区別しています。
- プライベートIPアドレス: LAN内で使われるIPアドレス。インターネット上では直接使えない。
- グローバルIPアドレス: インターネット上で一意に識別されるIPアドレス。
- ポート番号: 通信の識別に使われる番号(例: HTTP通信はポート80)。
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