pandasで簡単にCSVファイルを出力・編集のする方法について


はるか
今日はpandasでCSVファイルを出力・編集する方法について実際に動かす。

ふゅか
わーい、楽しみね!しばらく使わないと、使い方を忘れちゃうんだよね~
1. CSVファイルに書き込む
pandasのデータをCSVファイルに出力するためには、pandas
のto_csv
メソッドを使用します。次はその基本的な使い方の例です。
import pandas as pd
# サンプルデータフレームを作成
data = {
'name': ['Alice', 'Bob', 'Charlie'],
'age': [25, 30, 35]
}
df = pd.DataFrame(data)
# CSVファイルに書き込む
df.to_csv('output.csv', index=False)
上記のコードでは、output.csv
というファイルにデータフレームの内容を書き込みます。index=False
は、データフレームのインデックスをCSVに含めないようにするオプションです。

ふゅか
わあ、簡単ね!index=Falseにすることで、インデックスがCSVに含まれないのね。

はるか
そうそう。次に、CSVファイルにデータを追記する方法を説明する。
1.1. CSVファイルに追記する
既存のCSVファイルにデータを追記するには、mode='a'
を指定してto_csv
メソッドを使用します。

ふゅか
追記するってことは、新しいデータを既存のファイルに追加するのね。

はるか
その通り。次のコードを見て。
import pandas as pd
# サンプルデータフレームを作成
new_data = {
'name': ['David', 'Emma'],
'age': [40, 45]
}
new_df = pd.DataFrame(new_data)
# CSVファイルに追記する
new_df.to_csv('output.csv', mode='a', header=False, index=False)
上記のコードでは、output.csv
というファイルに新しいデータを追記します。

ふゅか
これで新しいデータが追加されるのね!

はるか
そうだね。最後に、既存のCSVファイルに上書き保存する方法も説明する。
1.2. 既存のCSVファイルに上書き保存する
すでにoutput.csvがある状態で次のコードを実行すると、output.csvは上書きされます。
import pandas as pd
# サンプルデータフレームを作成
data = {
'name': ['ふゅか', 'はるか'],
'ramen': ["醤油","豚骨"]
}
df = pd.DataFrame(data)
# CSVファイルに上書き保存
df.to_csv('output.csv', index=False)

ふゅか
output.csvのデータの中身が変わったことを確認できるね!
1.3. 引数modeのまとめ
mode='w'
: 書き込みモード(デフォルト)。ファイルが存在する場合は上書きする。mode='a'
: 追記モード。ファイルの末尾に新しいデータを追加する。
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