更新:2024/09/06
Processingの三角形・四角形の描画・quad()、rect()、square()、triangle()について


はるか
Processingで四角形、三角形ってどう描画する?

ふゅか
四角形、三角形それぞれ関数が用意されているわ。
目次
1. 四角形の描画
1.1. quad() 関数
quad()
関数は任意の四角形を描画するために使われます。
quad(x1, y1, x2, y2, x3, y3, x4, y4);
パラメータは以下のようになります:
x1
,y1
– 第1の頂点の座標x2
,y2
– 第2の頂点の座標x3
,y3
– 第3の頂点の座標x4
,y4
– 第4の頂点の座標
1.2. quad() の例
void setup(){
size(500, 500);
quad(0,0,0,120,400,500,500,0);
}

はるか
なるほど。4つの頂点を指定するのか
1.3. rect() 関数
rect()
関数は矩形を描画するために使われます。
rect(x, y, width, height);
引数は次のようになっています。
x
,y
– 矩形の左上角の座標width
– 矩形の幅height
– 矩形の高さ
rect()
関数は、左上の角と幅と高さを指定することで矩形を描画します。
1.4. rect() の例
void setup(){
size(500, 500);
rect(0,0,300,500);
}
1.5. square() 関数
square()
関数はrect()
関数の特殊なケースで、正方形を描画します。
square(x, y, side);
引数は次のようになります。
x
,y
– 正方形の左上角の座標side
– 正方形の辺の長さ
square()
はrect()
関数と同じ方法で正方形を描画しますが、幅と高さが同じ値になります。
1.6. square() の例
void setup(){
size(500, 500);
square(0,0,200);
}
2. 三角形の描画
2.1. triangle() 関数
triangle()
関数は三角形を描画するために使われます。
triangle(x1, y1, x2, y2, x3, y3);
引数は次のようになっています。
x1
,y1
– 第1の頂点の座標x2
,y2
– 第2の頂点の座標x3
,y3
– 第3の頂点の座標
これらの3つの点は、三角形の3つの頂点を表します。
2.2. triangle() の例
void setup(){
size(500, 500);
triangle(0, 0, 500, 100, 300,150);
}

ふゅか
もう少し複雑な図形を描きたい場合は自分で座標を指定して作図する必要があるわ。
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