PR
更新:2024/10/17

【Python】break,continue,passの使い方について

ふゅか
ふゅか
break文ってどうやって使うの?
はるか
はるか
ループを途中で終わらせるのに使う。条件満たしたらすぐ終了。

1. break文

break文は、ループ処理を途中で終了したいときに使います。例えば、forループやwhileループの中で、特定の条件が成立した場合、その条件を満たした時点でループを終了させることができます。これにより、無駄な処理を避けたり、不要な繰り返しを止めたりすることが可能です。

1.1. 使用例(forの場合)

次の例では、forを利用して1から10までの数を順に出力しますが、numが6になった時点でbreak文によってループが終了します。

for num in range(1, 11):
    if num == 6:
        break
    print(num)

1.2. 使用例(whileの場合)

次の例では、whileを利用して1から10までの数を順に出力しますが、numが5で割り切れる場合、break文によってループが終了します。

num=1
while num<=10:
    if num %5 == 0:
        break
    print(num)
    num+=1

2. continue文

はるか
はるか
continue文も知っておいた方がいい。
ふゅか
ふゅか
うん、確かループをスキップするやつだよね?今の回を飛ばして次の繰り返しに行くのよね!

continue文は、現在のループの処理をスキップし、次の繰り返しに進めたいときに使用します。ループは継続しますが、continueが実行された時点で、その回の処理は飛ばされます。これにより、特定の条件に合致した場合に限って処理をスキップすることができます。

2.1. 使用例(for)

次の例では、forを利用して1から5までの数を出力しますが、numが3のときだけcontinue文によってその回の処理がスキップされ、3は出力されません。

for num in range(1, 6):
    if num == 3:
        continue
    print(num)

このように、3を飛ばして1, 2, 4, 5のみが出力されています。continueを使うことで、条件に応じて特定の処理だけを飛ばすことができ、柔軟な制御が可能です。

2.2. 使用例(while)

次の例では、whileを利用して1から10までの数を出力しますが、numが偶数のときだけcontinue文によってその回の処理がスキップされ、奇数を出力します。

num=0
while num<=10:
    if num %2 == 0:
        num+=1
        continue
    print(num)
    num+=1

3. pass文

ふゅか
ふゅか
あと、pass文も面白いわよね!何もしないけど、構文エラーを避けられるのって。
はるか
はるか
今は処理しないけど、いつか使うときに便利。

pass文は、何もしないことを明示的に示すためのキーワードです。通常、処理が必要な場面で一時的に何もしたくない場合や、将来的に実装を追加する予定がある場合に利用します。

3.1. 使用例

次の例では、example_functionという関数が定義されていますが、実際には何の処理も行っていません。

def example_function():
    pass

この関数は現在、何の処理も行いませんが、pass文を使うことで構文エラーを防ぎ、将来のための関数の骨組みを作ることができます。


check

Pythonの基本から応用まで、幅広くカバーする記事を公開中です。学習のポイントや実践的なコード例を通じて、Pythonの魅力と実用性を深く理解することができます。ぜひ、こちらの記事で気になる記事を見つけてください!

Pythonの記事のまとめ

PR