Pythonでモジュールをインポートする方法!from、import、asについて



1. モジュールとは
モジュールとは、Pythonプログラムでよく使われるコードをまとめて再利用可能にしたファイルのことです。モジュールには、関数、クラス、変数などが含まれ、他のプログラムやスクリプトでインポートして使うことができます。
1.1. モジュールの特徴
- 再利用性: モジュールにまとめたコードは、他のプログラムでも再利用できます。これにより、同じコードを何度も書く必要がなくなります。
- コードの整理: 大きなプログラムをモジュールに分割することで、コードが整理され、管理が容易になります。
2. モジュールのインポート


import モジュール名
。2.1. 標準的なインポート
最も基本的なインポート方法です。モジュール全体をインポートし、そのモジュールの名前を使ってモジュール内の関数やクラスを利用します。
import math
result = math.sqrt(169)
print(result) # 出力: 13.0
このように、モジュールをインポートすることで、他のファイルで定義された便利な機能を簡単に利用でき、コードの再利用性と可読性が向上します。
2.2. モジュールの一部をインポート
特定のメソッドやクラスだけをインポートすることも可能です。これにより、モジュール名を省略して関数を直接使用できます。
from math import sqrt
result = sqrt(16)
print(result) # 出力: 4.0
このプログラムは次のように書くこともできます。
import math
result = math.sqrt(16)
print(result) # 出力: 4.0
2.3. インポート時にエイリアスを使用

as
を使って別名をつけることができる。モジュール名が長い場合や簡潔にしたい場合、asを利用することでエイリアス(別名)を使うことができます。
import numpy as np
array = np.array([1, 2, 3])
print(array) # 出力: [1 2 3]
np以外にも次のように自由につけることができます。
import numpy as npdgagafrgbhahbahet3wggr5tfetzrgftdegrtftegr
array = npdgagafrgbhahbahet3wggr5tfetzrgftdegrtftegr.array([1, 2, 3])
print(array) # 出力: [1 2 3]
2.4. モジュールのすべてをインポート
モジュール内のすべてのメソッドやクラスを一度にインポートすることもできますが、一般的には推奨されません。理由は、名前の衝突(他のモジュールや関数と名前が重複する可能性)があるためです。
from math import *
result = sqrt(16)
print(result) # 出力: 4.0
numpyを利用するためには次のコマンドを実行する必要があります。
pip install numpy
2.5. サブモジュールのインポート


os
モジュールのpath
サブモジュールはimport os.path
でインポートできる。モジュールにはサブモジュールが含まれる場合があります。これらのサブモジュールを個別にインポートすることもできます。
import os.path
path = os.path.join('folder', 'file.txt')
print(path) # 出力: folder/file.txt
これらの方法を使い分けて、必要に応じて適切なインポート方法を選択することが重要です。
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