更新:2024/12/20

リピーターとは?ゆるーくわかりやすく解説

はるか
はるか
リピーターって、信号を増幅する装置。物理層で使われるやつ。
ふゅか
ふゅか
そうそう!信号が弱くなったときに元に戻してくれるのよね!ネットワークの基本を支える装置だよ!

1. リピーターの要点

リピーターとは・・・

  • 信号を増幅させる装置
  • 物理層で利用される

2. リピーターとは

リピーターは、ネットワーク通信の基礎となる物理層で利用される重要な装置です。ネットワークを構築する際、信号の減衰や劣化が問題になることがあります。リピーターはこの問題を解決し、ネットワークの信頼性を向上させるために利用されます。

ふゅか
ふゅか
リピーターって、OSI参照モデルの中では物理層にある装置なんだよね。
はるか
はるか
うん。電気信号や光信号を扱う層。

2.1. 物理層とリピーターの位置づけ

ネットワークは、OSI参照モデルという7つの階層で構成されています。この中の最下層である物理層は、データを電気信号や光信号として扱います。物理層では、次のような要素が扱われます。

  • ケーブル(光ファイバー、ツイストペアなど)
  • 信号(電気信号や光信号)
  • 伝送速度や距離の制限

リピーターはこの物理層に属する装置で、信号の伝送を助ける役割を担っています。

3. リピーターの役割

リピーターの主な役割は以下の2つです。

3.1. 信号の増幅

ネットワークでは、信号がケーブルを通じて伝送されると、距離が長くなるにつれて弱くなり、劣化します。この劣化した信号をリピーターが受け取り、元の信号と同じ形状や強度に再生します。

3.2. 伝送距離の延長

リピーターは、信号を増幅することで、より遠くまで信号を送ることが可能になります。これにより、物理層の限界である伝送距離を拡張することができます。

4. リピーターと他のネットワーク装置の違い

リピーターは物理層の装置であるため、ネットワーク層やトランスポート層の機能を持つ他の装置とは異なります。

装置名 主な役割 OSI層
リピーター 信号の増幅・伝送距離の延長 物理層
ハブ 信号を再送し、複数のデバイスを接続 物理層
スイッチ データを宛先に応じて転送 データリンク層
ルーター ネットワーク間の経路選択と転送 ネットワーク層
ふゅか
ふゅか
リピーターは物理層で信号を再生するだけで、他の装置とは役割が違うよね。例えばハブやスイッチとは?
はるか
はるか
ハブは信号を再送。スイッチはデータリンク層で宛先に送る。
ふゅか
ふゅか
ルーターはネットワーク層で、経路選択をしてくれるんだよね。リピーターは物理層で、信号を元気にするのが専門ってことか~!
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