リピーターとは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
リピーターって、信号を増幅する装置。物理層で使われるやつ。

ふゅか
そうそう!信号が弱くなったときに元に戻してくれるのよね!ネットワークの基本を支える装置だよ!
1. リピーターの要点
リピーターとは・・・
- 信号を増幅させる装置
- 物理層で利用される
2. リピーターとは
リピーターは、ネットワーク通信の基礎となる物理層で利用される重要な装置です。ネットワークを構築する際、信号の減衰や劣化が問題になることがあります。リピーターはこの問題を解決し、ネットワークの信頼性を向上させるために利用されます。

ふゅか
リピーターって、OSI参照モデルの中では物理層にある装置なんだよね。

はるか
うん。電気信号や光信号を扱う層。
2.1. 物理層とリピーターの位置づけ
ネットワークは、OSI参照モデルという7つの階層で構成されています。この中の最下層である物理層は、データを電気信号や光信号として扱います。物理層では、次のような要素が扱われます。
- ケーブル(光ファイバー、ツイストペアなど)
- 信号(電気信号や光信号)
- 伝送速度や距離の制限
リピーターはこの物理層に属する装置で、信号の伝送を助ける役割を担っています。
3. リピーターの役割
リピーターの主な役割は以下の2つです。
3.1. 信号の増幅
ネットワークでは、信号がケーブルを通じて伝送されると、距離が長くなるにつれて弱くなり、劣化します。この劣化した信号をリピーターが受け取り、元の信号と同じ形状や強度に再生します。
3.2. 伝送距離の延長
リピーターは、信号を増幅することで、より遠くまで信号を送ることが可能になります。これにより、物理層の限界である伝送距離を拡張することができます。
4. リピーターと他のネットワーク装置の違い
リピーターは物理層の装置であるため、ネットワーク層やトランスポート層の機能を持つ他の装置とは異なります。
装置名 | 主な役割 | OSI層 |
---|---|---|
リピーター | 信号の増幅・伝送距離の延長 | 物理層 |
ハブ | 信号を再送し、複数のデバイスを接続 | 物理層 |
スイッチ | データを宛先に応じて転送 | データリンク層 |
ルーター | ネットワーク間の経路選択と転送 | ネットワーク層 |

ふゅか
リピーターは物理層で信号を再生するだけで、他の装置とは役割が違うよね。例えばハブやスイッチとは?

はるか
ハブは信号を再送。スイッチはデータリンク層で宛先に送る。

ふゅか
ルーターはネットワーク層で、経路選択をしてくれるんだよね。リピーターは物理層で、信号を元気にするのが専門ってことか~!
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