更新:2025/03/11
SIP(Session Initiation Protocol)とは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
SIP、通話の開始と終了を管理するプロトコル。

ふゅか
そう!「Session Initiation Protocol」の略で、インターネット上の通話を制御する仕組みよ!VoIPとかZoomでも使われてるの。
1. 要点
SIPとは・・・
- 通話の開始・終了を管理する方法
- Session Initiation Protocolの略
2. SIP(Session Initiation Protocol)とは?
SIP(Session Initiation Protocol) は、インターネット上で音声通話やビデオ通話を始めるための通信プロトコルです。簡単に言うと、「通話の開始・終了を管理するルール」のようなものです。
現在、インターネットを利用した電話サービス(VoIP)や、オンライン会議システムで広く使われています。
2.1. 英語から推測すると
Session Initiation Protocolを英語の意味から推測すると、以下のようになります。
- Session(セッション) → 「会話」や「通信のやりとり」などの意味
- Initiation(イニシエーション) → 「開始」や「開始手続き」などの意味
- Protocol(プロトコル) → 「通信のルール」や「手順」などの意味
これらを組み合わせると、「通信のやりとりを開始するためのルール」といった意味になります。
3. SIPの役割
SIPの主な役割は、通信セッションの「制御」 です。具体的には、以下のような動作を管理します。
- セッションの開始(例:通話の発信)
- セッションの進行管理(例:通話中のミュートや転送)
- セッションの終了(例:通話の切断)
ただし、SIP自体は「通話内容のやりとり」をするわけではありません。実際の音声や映像の送受信には、RTP(Real-time Transport Protocol) などの別のプロトコルが使われます。
4. SIPの活用例
IP電話(VoIP):企業のビジネスフォンや、一般家庭向けのインターネット電話に利用される。
ビデオ会議:ZoomやMicrosoft Teamsなど、オンライン会議の基盤技術として利用される。
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