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更新:2024年12月26日

数式画像作成アプリ 様々な画像の形式、サイズの出力に対応!

当アプリはブラウザ上で LaTeX 形式の数式を入力すると、リアルタイムもしくは手動で数式をレンダリングし、SVG / PNG / JPG / BMP / WEBP の各形式でダウンロードできるツールです。

1.構成

  1. レンダリングモード切替 (リアルタイム / 手動)リアルタイム: テキストエリアに入力するとすぐに数式を更新
  2. 手動: 入力後、「Render」ボタンをクリックしたタイミングで数式を更新
  3. 色選択フォームで色を選択すると、レンダリング結果の数式全体に対して文字色を変更できます。
  4. 文字サイズ選択フォームで「Small / Large / X-Large」などの文字サイズを選択できます。
  5. LaTeX 内に \tiny, \large, \Huge などのサイズ指定が含まれていても、自動的に無視され、ここで選択したサイズが優先されます。
  6. ファイル名入力ダウンロード時のベースファイル名を入力します(未指定の場合は latex_output がデフォルト)。
  7. LaTeX入力テキストエリアレンダリングしたい数式を LaTeX 形式で入力します。
  8. 「Render」ボタン (手動モードの場合のみ有効)
  9. 手動レンダリングを実行したいときにクリックします。
  10. リアルタイムモードの場合は、入力するだけで自動レンダリングされるので不要です。
  11. ダウンロードボタン(SVG / PNG / JPG / BMP / WEBP)
  12. それぞれのボタンをクリックすると、現在のレンダリング結果を指定形式でダウンロードできます。
  13. JPG をダウンロードするときは背景が白で塗りつぶされます(透過色が無効になるため)。

2.使い方の流れ

  1. 「リアルタイム」または「手動」 を選択する
  2. リアルタイムの場合: テキストエリアに入力するたび、数式が即座に更新されます。
  3. 手動の場合: テキストエリアの入力が完了したら「Render」ボタンを押して初めてレンダリングが行われます。
  4. 文字色やサイズを設定「色の選択」で文字色を自由に指定できます。
  5. 「文字サイズ」ドロップダウンリストで、数式のサイズを指定します。
  6. ファイル名を入力(任意)
  7. ダウンロードしたいファイル名をフォームに入力します。
  8. 例: my_equation と入力すると、ダウンロードは my_equation.png のようになります。

3. LaTeX 数式の例

ここでは、一部よく使う LaTeX 数式を紹介します。ツールのテキストエリアにそのまま入力してください。

3.1 基本的な数式

分数

\frac{a}{b}

例: \(\frac{x}{y}\)

累乗・下付き

x^2, \quad x_n

例: \(x^2 + y^2 = z^2\)

ルート

\sqrt{x}, \quad \sqrt[3]{x}

例: \(\sqrt{x^2 + y^2}\)

ギリシャ文字

\alpha, \beta, \gamma, \theta, \pi, \omega

例: \(\theta, \pi, \Omega\)

積分・微分

\int_{0}^{1} x^2 \, dx, \quad \frac{d}{dx} (x^2) = 2x

例: \(\displaystyle \int_{0}^{\infty} e^{-x} dx = 1\)

3.2 少し複雑な数式

行列

\begin{pmatrix}

a & b \\

c & d

\end{pmatrix}

例: \(\begin{pmatrix} 1 & 2 \\ 3 & 4 \end{pmatrix}\)

極限

\lim_{n \to \infty} \left(1 + \frac{1}{n}\right)^n = e

例: \(\displaystyle \lim_{x \to 0} \frac{\sin x}{x} = 1\)

総和・総乗

\sum_{k=1}^{n} k^2, \quad \prod_{k=1}^{n} k

例: \(\displaystyle\sum_{i=1}^{n} i = \frac{n(n+1)}{2}\)

多行の数式(aligned)

\begin{aligned}

f(x) &= x^2 + 2x + 1 \\

&= (x+1)^2

\end{aligned}

3.3 括弧のサイズ調整

LaTeX では通常 \left と \right を使うと、大きさが自動調整されます。

\left( \frac{1}{x} + 1 \right) \left( \frac{1}{x} - 1 \right)

例: \(\displaystyle \left(\frac{1}{x} + 1\right)\left(\frac{1}{x} - 1\right)\)

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