三角形の面積の公式一覧

1. 底辺と高さを用いて面積を求める

三角形の面積をS、底辺をW、高さをHとすると、

$$S=\dfrac{WH}{2}$$

となります。いわゆる、$底辺×高さ÷2$です。

2. $\sin\theta$を用いて三角形の面積を求める

$$S=\dfrac{1}{2}ab\sin C=\dfrac{1}{2}bc\sin A=\dfrac{1}{2}ca\sin B$$


詳しくはこちらの記事で解説しています。

sinを用いた三角形の面積の求め方

3. ヘロンの公式を用いて三角形の面積を求める


$S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}$

$S =\dfrac{1}{4}\sqrt{(a+b+c)(a+b-c)(a-b+c)(-a+b+c)}$

ここで、$S$は三角形の面積、$a$,$b$,$c$はそれぞれ三角形の3辺の長さを表し、$s$は次のように定義されます。

$s = \dfrac{a+b+c}{2}$

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【三角形の面積を求める】ヘロンの公式の例題と証明について

4. 内接円の半径を用いて三角形の面積を求める

内接円の半径を$r$、三角形の3辺の長さを$a、b、c$とします。このとき、三角形の面積を$S$とすると、

$$S=\dfrac{1}{2}(a+b+c)r$$

詳しくはこちらの記事で解説しています。

内接円の半径と三角形の面積の関係・例題について

5. 外接円の半径を用いて三角形の面積を求める

外接円と三角形

$a$、$b$、$c$は三角形の辺の長さであり、$R$はその三角形を外接する円の半径、$S$を三角形の面積とすると、

$$S=\dfrac{abc}{4R}$$

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【図解】外接円と三角形の面積の関係式について

6. 座標を用いて三角形の面積を求める

$A= (a_1,a_2),B = (b_1,b_2)$であるとき、三角形の面積Sは以下のようになる。

$$S=\dfrac{1}{2}|a_1b_2-a_2b_1|$$

詳しくはこちらの記事で解説しています。

ベクトルと三角形の面積の計算方法と例題について

7. ベクトルを用いて三角形の面積を求める

ベクトル$\overrightarrow a,\overrightarrow b$、三角形の面積をSとすると、三角形の面積は以下のようにあらわすことができます。

$$S=\dfrac{1}{2}\sqrt{|\overrightarrow a|^2|\overrightarrow b|^2-(\overrightarrow a \cdot \overrightarrow b)^2}$$

詳しくはこちらの記事で解説しています。

ベクトルと三角形の面積の計算方法と例題について

8. 外積を用いて三角形の面積を求める

外積の大きさは平行四辺形であり、$|\vec{a}\times\vec{b}|=|\overrightarrow a||\overrightarrow b|\sin\theta$とあらわされるから、三角形の面積はその半分である。したがって、

$$S=\dfrac{|\vec{a}\times\vec{b}|}{2}$$

詳しくはこちらの記事で解説しています。

外積の計算方法をマスターする!例題解説付きの計算方法と大きさの解説

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