UI(ユーザーインターフェース)とは?ゆるーくわかりやすく解説
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1. UI(ユーザーインターフェース)
UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーがコンピュータやソフトウェア、デバイスとやり取りするための仕組みやデザインを指します。言い換えると、ユーザーがシステムを操作するときに目にしたり、触れたりする部分がUIです。ざっくりいうと画面のことですね。UIは使いやすさや見た目の美しさに大きく影響し、製品やサービスの満足度を左右する重要な要素です。直訳すると、「ユーザとの接点」という意味になります。
1.1. UIの役割
UIの主な役割は、ユーザーが目的を効率的に達成できるようにすることです。例えば、スマートフォンのアプリを使うとき、ボタンを押して画面を切り替えたり、テキストを入力したりする行為はすべてUIを通して行われます。UIがわかりにくいと、ユーザーは操作に戸惑い、ストレスを感じてしまいます。そのため、使いやすく直感的なUIを提供することが求められます。
2. UIの種類
2.1. GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)
GUIは、画面上に表示されるボタンやアイコンを使って操作するインターフェースです。スマートフォンやパソコンのアプリがこれに該当します。GUIは視覚的な要素が多いため、初心者でも直感的に操作しやすい特徴があります。
2.2. CUI(キャラクターユーザーインターフェース)
CUIは、テキストベースでコマンドを入力して操作するインターフェースです。例えば、黒い画面にコマンドを入力するターミナルやコマンドプロンプトがCUIです。プログラムやシステムの高度な操作を行う際に使われることが多く、GUIに比べて習得には少し時間がかかる場合があります。
2.3. 音声UI(VUI: Voice User Interface)
近年普及している音声アシスタント(例:SiriやGoogle Assistant)が音声UIの一例です。ユーザーは音声を使ってシステムに指示を出し、システムは音声で応答します。手がふさがっているときや、視覚的な操作が難しい状況で便利です。


3. UIとUXの違い
UIとよく一緒に語られる言葉に「UX(ユーザーエクスペリエンス)」があります。UIがユーザーとシステムの「接点」を指すのに対して、UXはユーザーが製品やサービスを使ったときの「体験全体」を意味します。UIはUXを構成する一要素ですが、UXの改善にはUIだけでなく、製品の機能やサポート体制なども重要です。

