更新:2024/12/20
ビッグデータの3つのVとは?ゆるーくわかりやすく解説


ふゅか
ねえ、ビッグデータの「3つのV」って知ってる?聞いたことあるけど、詳しくは知らなくて!

はるか
知ってる。Volume、Variety、Velocity。この3つ。
目次
1. ビッグデータの3つのVの要点
ビッグデータの3つのVとは・・・
- ビックデータの特性を3つに分類
- Volume、Variety、VelocityのVが由来
2. ビッグデータの3つのV
ビッグデータとは、名前の通り「膨大なデータ」を指します。そして、その特性を表す重要なキーワードとして「3つのV」という考え方があります。
- Volume
- Variety
- Velocity
この3つのVは、ビッグデータを特徴づける要素を簡潔にまとめたものです。
3. Volume(データ容量)
ビッグデータの最もわかりやすい特徴が「量」です。
現在、私たちの生活やビジネスでは、日々膨大な量のデータが生成されています。たとえば、SNSの投稿、オンラインショッピングの購入履歴、IoT機器が収集するセンサー情報などです。
これらのデータは従来の手法では処理しきれないほど膨大で、新しい管理・分析技術が必要になります。

はるか
Volumeは、データの量。とにかく多い。例えば、SNSの投稿とか。
3.1. 具体例
- 毎日何百万件も投稿されるTwitterのツイート
- 世界中で同時に視聴される動画配信サービスのデータ
4. Variety(データの多様性)
ビッグデータは「種類の多さ」も特徴です。
テキストや数字だけでなく、画像や音声、動画など、さまざまな形式のデータが含まれます。また、それらのデータは、異なる場所や形式で保存されており、統一的に扱うのが難しいことも特徴です。

ふゅか
次はVarietyだよね?データがいろいろあるってこと?

はるか
そう。テキスト、画像、音声、動画…。形式も多種多様。
4.1. 具体例
- 監視カメラの映像データ(動画形式)
- 音声アシスタントが記録した会話データ(音声形式)
- オンラインショップのレビュー(テキスト形式)
5. Velocity(データ生成速度・頻度)
ビッグデータは、その生成速度も驚異的です。
リアルタイムで次々と生み出されるデータを即座に収集・分析することが求められます。この特性が、意思決定の迅速化や効率化につながるのです。

はるか
最後はVelocity。データの生成速度や頻度。

ふゅか
リアルタイムでどんどんデータが増えるってことかな?

はるか
そう。たとえば株価データ。数秒ごとに更新される。
5.1. 具体例
- リアルタイムで送信される株価データ
- GPS機能を使った移動データの収集
- 数秒ごとに更新されるWebトラフィックのログ
6. まとめ: ビッグデータの可能性
「Volume」「Variety」「Velocity」という3つのVは、ビッグデータを活用する上で避けて通れない重要な要素です。これらの特性を踏まえ、適切な技術や仕組みを導入することで、新しい価値を生み出すことができます。
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