更新:2024/09/30

VsCode Severで依存関係が足りない Waiting for server log… ~remote ssh~

はるか
はるか
Remote SSHが急に動かなくなった
ふゅか
ふゅか
そういときは、ログを見よう!

VsCode Severを使用していたら、Waiting for server log…とこのたび表示されました。つい昨日まで動いていたなのに、急に動かなくなったのです。でも、ターミナルからはssh接続はできます。ですから、VsCode由来の原因があるはずと考えました。

1. ログを見る

ログを確認してみると、Waiting for server log…が大量に表示されて、最後に次のようなログが表示されたのです。

> cat: /etc/os-release: No such file or directory
> Warning: Missing GLIBCXX >= 3.4.25! from /usr/lib64/libstdc++.so.6.0.19
> Warning: Missing GLIBC >= 2.28! from /usr/lib64/libc-2.17.so
> Error: Missing required dependencies. Please refer to our FAQ <https://aka.ms/vscode-remote/faq/old-linux> for additional information.

つまり、依存関係が不足しているということがわかります。

2. 対処法

対応策は2つ考えられます。

2.1. 1. 依存関係のあるパッケージをアップデートする

最も直接的な解決策は、足りない依存関係を満たすために必要なパッケージをアップデートすることです。レンタルサーバーを使用している場合など、root権限がない環境ではこの方法を取ることができません。そのため、この方法は今回の環境では無理だと思い次の方法を実施しました。

2.2. 2. VsCodeのバージョンを下げる

二つ目の方法は、VsCodeのバージョンを下げることです。最新のバージョンが新しい依存関係を要求する場合、古いバージョンに戻すことで問題を回避できる可能性があります。実際に、この方法で問題を解決した経験があります。ただし、VsCodeを以前のバージョンに戻した場合、自動アップデートによって再び最新版に更新されてしまう可能性があるため、自動アップデートを無効にする必要があります。

3. VsCodeをダウングレードする

ふゅか
ふゅか
幸い、ノートパソコンでは動いていたので動くバージョンを確認できていました♪

https://code.visualstudio.com/updates/v1_86に移動して、好きなバージョンのVsCodeをダウンロードしたら、あとはインストールするだけです。

4. VsCodeの自動アップデートを無効にする

ユーザ設定から設定をクリックしてください。「update:mode」と入力してください。


noneを指定したら自動で更新されません。

4.1. 余談

ネット上に、rm -rf ~/.vscode-server/コマンドを実行したら、動くとありましたが原因が違うので私の場合は動きませんでした。

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