更新:2024/12/29
ウォームサイトとは何か?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
ウォームサイトって知ってる?

ふゅか
うーん、聞いたことあるけど詳しくはわからない!バックアップ拠点の一種なんだよね?

はるか
そう。災害が起きた時の代替え拠点。

ふゅか
へぇ~!でも、普通の拠点とはどう違うのかな?

はるか
稼働してないけど、必要な環境は構築されてる。
1. ウォームサイトの要点
ウォームサイトとは・・・
- DRサイトの一つ
- 災害発生時の、代替え拠点。
- 災害発生時備えて、稼働はしていないが必要な機器やインフラがあらかじめ設置されている
2. ウォームサイトとは?
ウォームサイトとは、災害やシステム障害などによるサービス停止時に備えたバックアップ拠点の一種です。ウォームサイトは、完全な稼働状態ではありませんが、必要な機器やインフラがあらかじめ設置されており、短期間で業務を復旧できる特徴を持っています。この概念は、事業継続計画(BCP: Business Continuity Plan)の一環として重要な役割を果たします。
3. ウォームサイトの特徴
ウォームサイトは、同じバックアップ拠点であるホットサイトやコールドサイトと比較して、以下のような特徴があります。
3.1. 事前準備されたインフラ
- サーバー、ネットワーク機器、ストレージなどが事前に設置されて、現用系と同じ環境が構築されています。
- ただし、これらの機器は通常時は稼働しておらず、必要に応じて設定やデータの復元を行う必要があります。
3.2. データの同期
- 主にバックアップデータが手動または定期的に送られる形で保持されています。
- ホットサイトのようにリアルタイム同期は行われないことが一般的です。
3.3. 場所の選択
- 通常、メイン拠点から適度な距離を置いた場所に設置されます。これは、災害時に両拠点が同時に影響を受けるリスクを避けるためです。
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